そういうお年頃
ふう。最近、会社で周囲の結婚が増えてきて何とも寂しい気分の今日この頃。
去年の今頃までは周りにゃ誰も既婚者なんていなかったのに、一人が結婚すると決めると同時にどどどっと駆け込み乗車のように茶色の紙に名前と印鑑を載せ出す始末。
自分が最初なのは嫌、だけど最後になるのも嫌。言わば、周りの様子伺いのチキンレース。
とか思ってたら、なんか実弟まで結婚するとかしないとか。
重なるときゃ重なるのか。
ふう。
おめでた貧乏になるのは別に構わないんですけど、結婚が決まった男たちが得てして不幸を背負った様なツラをしていることを考えると、ご祝儀というよりお香典、お幸せにと言うよりご愁傷とか思ってしまう。
独り身毒男の僻み目かな？
そういえば今度結婚する人の一人は、月の小遣いが2万円とか言ってましたっけ。
家を買うためか、はたまた将来の子供の養育費か、それとも老後の貯蓄のためか、いずれにしても月給の9割以上を巻き上げられるなんてことになったら辛いだろうなあ。気軽に飲みにも誘えない。
はあ。周りの独り者にしてみりゃ他人の結婚なんて、ただただその人との付き合いが浅くなる原因にしかならないのかも。
ふう。なんか今日はあまりにもネガティブ。
ふんっ！ べっ…別に結婚できない訳じゃないんだからねっ！
しないだけっ！ そう、しないだけなんだからっ！
相手が居なきゃできませんて。
