みの日記出張所

古い日記から気付けば20年、で、ここ9年はTwitterのみ。これでいいのか?

さすがあの町、パクリ上等

近所のスーパーに買い物(食料とかビールとか)に行ったら、“よいこのびいる”なるものが売ってました。
そのお値段、140円。
そういえば以前そんなんが流行ってるなんてニュースがあったなぁ、なんて思い出してみると……あれ?
“よいこのびいる”じゃなくてこどもびいるでしたね……。
っつーことは……パチもんですか?
ははははは(乾笑)、あの町のあきんど根性はさすがですな。


とりあえずしてみたところ、最古の購入情報は2005年9月3日、こどもびいるのニュースから一ヶ月後。
ニュースをみて開発にかかったとしてはあまりに速過ぎる商品開発速度な気もしますが、まぁおそらく間違いは無いでしょう。ニュースになる前に話題になっててソレを聞いていたとしてもおかしくはないですし。


んで、お味の方ですが、一口飲んでみて『むむ……いつかどこかで飲んだような味……』といった感じの味。
泡立ちは、キリンラガーとかよりは少ないものの、アメリカンビールよりは泡立つ感じ。でも泡保ちは悪いです。
飲みながらふと製造元のサイト(「ハタ鉱泉株式会社」)を見てみて、味の正体が判明しました。
あれです、シャンメリーに似てるんです。
シャンメリー自体もう14〜15年飲んだ覚えが無いのでちょっと違うかもしれませんが、記憶に残ってる味はこんな感じ。


となると話は早い。
要するに、元々ある商品のシャンメリーの配合をちょっと改変して、泡立ちと泡保ちを良くしたもの、ってことでしょう。
開発が速いわけです。


まぁ、パクリでもなんでも、べつに構わないといえば構わないのですが
最初に開発した人たちが、技術やアイディアをパクられて開発にかかった費用も回収出来ないような、損するような世の中になったら終わりですよね。
そのための特許や著作権なんですけど、なかなかそれが浸透しないのが日本。
パクることが恥ずかしいことであるという文化がある、そういうモラルとかプライドが存在するからこそ浸透しないのかなー、と思ったり思わなかったり(相変わらず論理の飛躍が激しいのは気にしないでください)。



そういえば、どうでもいいですけど、今回ネタにした「ハタ鉱泉株式会社」のウェブサイト、どうも未完成のようですね。
会社案内代表取締役の挨拶が絶望に満ちています。
何か嫌なことでもあったのでしょうか?