みの日記出張所

古い日記から気付けば20年、で、ここ9年はTwitterのみ。これでいいのか?

そでぃうむそると

「マック、来年から包装に栄養価表示」(新聞の謎)とのことで、『カロリー』『タンパク質』『脂肪』『炭水化物』『ナトリウム』の五項目を包装紙に印刷することになったそうです。
こういうジャンクフードの実際のそういう数値を見たら、結構驚きそうな気がしますねぇ。


で、この手の表示でいつも思うのは、『ナトリウム』表示って……いやらしいなぁ、ということ。
ナトリウムの数値なんて載せたってどうしようもないじゃないですか。
正直に『塩分』と書いた方が良い。


まぁ実際に塩分を書いたら、結構多いなぁ、と思ってしまうわけですけど。



例えば今丁度手元にあったカップラーメン『匠 塩とんこつ』について簡単に計算してみましょう。
このカップ麺のナトリウム量が“3.2g”


原子量が、
 Na(ナトリウム)=23
 Cl(塩素)=35.5
であるとし、Naが全て食塩に由来すると仮定すると、
(実際はグルタミン酸ナトリウム等のアミノ酸塩もあるので、計算値は実際の食塩量より高い数値になります)、
食塩量は
 3.2 ÷ 23 ×(35.5+23)= 8.14 g
となります。


さてさて、では成人の一日の食塩所要量はどの程度なのでしょうか。
調べてみるとなんと一日の所要量は“1.3g”、厚生労働省では“10g以下”が望ましい、とのこと。
ってことはこの『匠 塩とんこつ』、一食で“8.1g”は、多すぎでしょう……。


とまぁ、実際に食塩量を書いたら洒落にならないことになるので、やっぱり書けないでしょうねぇ。