時代の終焉とか

去る5/9、1997年の桜花賞馬であるキョウエイマーチが死亡しました。
この馬には特別思い出がありまして、寂しいなぁと思って止まないのです。

私、元々ダンシングブレーヴが大好きで、その産駒だったということが一つ。
私が好きなタイプの強さ……レース運びが堅実というか飄々としていて地味に強い(当時の馬齢で4歳時限定ですが)馬だった、ということが一つ。
そして何より、私が初めて実家を離れたその日が桜花賞で、しかも家を出た時間はほぼレースが終わった直後くらいの時間だったということ一番印象的で頭に残ってるのです（極めて個人的なお話ですが）。
引っ越し先のいわきへと向かう高速バスの中で、やっぱりキョウエイマーチ強かったなぁ、とかメジロドーベルも強いなぁ、とかそんなこと考えてましたねぇ。

あれから丁度十年。
すっかり競馬に疎くなって、実家にもほとんど行かなくなって、キョウエイマーチの死でふとあの頃のことを思い出しましたけど、自分の中でももうずっと昔の出来事で……。
時間っていつの間にか過ぎてるんですね。