みの日記出張所

古い日記から気付けば20年、で、ここ9年はTwitterのみ。これでいいのか?

ふぅ〜ぐたくぅ〜ん

再来週、7月30日の土用丑の日が近づくにつれて、コンビニやスーパーのうなぎコーナーが目立つようになってきた今日この頃。
年に一度の大商いの準備に余念がないと言える状況ですが、ここ2〜3ヶ月で急激に目立ち始めたチャイナハザードの影響で、安価で荷動きの良いはずの中国産ウナギが大変なことになっております。


うなぎ情報を扱ううなぎネットさんから幾つか抜粋すると、7月10日にうなぎ輸入組合が中国産ウナギの安全性を強調する会見を行ったところ、その3日後に10万匹輸入の中国産うなぎから禁止物質検出とのことで、会見で輸入組合会長のおっしゃった「日本向けは世界一安全と言えるほどになった」という言葉のあまりの軽さに呆れるほかない状況。
これを受けてか、次々と中国産うなぎを撤去して、国産(と表記された)うなぎへの置き換えを行っている様子。
実際うちの近所のスーパーではまさにそんな状況で、若干高いせいかあまり荷動きはよろしくなさそうに見えました(先入観たっぷりあり)



で、そんな状況を受けてか偶々か、アナゴが注目され始めているとの記事が。


……へー、伊勢湾ってアナゴの名産地だったんだ。
なるほど確かに、夜に釣りに行けばかなりの確率でアナゴが釣れまくるワケです。


とまぁそんなことはどうでもよくて、このままアナゴ事業がうまく軌道に乗って、うなぎの何割かでも置き換えることができれば、中国産毒うなぎの輸入に頼らなくてもよくなるんですかね。
であれば頑張って欲しいところ。



でも当面はやはり中国産うなぎに頼らないと市場としては回らないんでしょうねぇ。
個人的にはちょっとぐらい高くても安全を選びますが、全員が全員そうではないでしょうし。
とりあえず、日本でも信頼できる機関主導で「チャイナフリー」のシール作ってくれればいいのになぁ、とか思ったり思わなかったり。
そうすれば良い感じで住み分けできるんですけどねぇ。
中国産でも安いほうがいい人と、中国産なんて信頼できんって人と。



……ミートホープとか中国産ヒジキ産地偽装事件とか見てると最近では国産も信頼できんっ! って気がしないでもないですが。
っていうかどうでもいいですけど、産地偽装って立派な詐欺行為ですよね。故意に行って、それで利益を得ているのですし。
こんなのどうせ氷山の一角に過ぎないのでしょうし、厳罰を持って処して抑止力としないと、食の安全なんて語れないと思いますけどね。
県の指示のみだなんて生ぬるいことやってんじゃ駄目でしょ。