みの日記出張所

古い日記から気付けば20年、で、ここ9年はTwitterのみ。これでいいのか?

黒い牛タン

いつも通り、閉店30分前の近所のスーパーに行ったら、地場産クロウシノシタ2匹のパックに半額シールが。
全長25cmくらいのなかなかの大きさで、しめて140円。これは買いでしょう。
ってことで、今日の夕飯はクロウシノシタのムニエルにしました。
ムニエルなんてもう十数年以上作ってない(二十年近く)ですけど、まぁ、なんとかなるでしょう。
ちなみに「クロウシノシタのムニエル」の言い方を変えると「シタビラメのムニエル」となり、なんか高級感にあふれたお料理に大変身です。
でも一匹70円(笑)


ムニエルって、本格的に作るんならプロのコツとかはあるんでしょうけど、適当に作るんなら普通の焼き魚と大差ないわけで、小学生の時の家庭科の調理実習でも作れるほどお手軽なお料理。
あのときは鮭のムニエルでしたが、生まれて2回目につくるムニエルが高級料理の代名詞「シタビラメのムニエル」だとは、なんとも出世したもんです。
でも一匹70円。


さて調理。
頭やワタは既に除かれて売っていたので、塩こしょうして小麦粉付けて、バターで焼くだけ。
包丁すら使いません。
ほどほどに焼いて、適当にパセリ散らして完成。
正に男の料理。


で、実食ですが、表面はさくっと香ばしく、中は締まった白身でほんのりとした旨みがたまりません。
美味いぞー、って叫びながら巨大化して名古屋城でも壊せそうな気分。


こらそこ! 安い舌とか言うな!(笑)



こうやって自分で簡単な料理をしてると、つくづく思うんですよね。
料理は、出来る出来ないよりも、するかしないかの問題だって (まぁ、家庭料理に限りますが)。
私、アナゴとかちょっとした魚なら捌けるんで、それを話すと「凄いねー」なんてよく言われますけど、ああいうことも実際にやってみると案外簡単なんですよ。
ただ、やるかやらないかの違いだけ。
やってみると結構上手くいくもので、それが自信にもなりますし、もっともっとやってみればいいのにとよく思います。