みの日記出張所

古い日記から気付けば20年、で、ここ9年はTwitterのみ。これでいいのか?

とばこぅ

たばこ増税と喫煙の低下に明白な相関関係があるとの報道がありました。
記事によると、

コネティカット州では2002年に、1箱あたり50セントの税額を1ドル51セントに増額して以来、1人当たりのたばこ消費量が37%減少した。
ニュージャージー州では2002年に、たばこ税額を80セントから2ドル40セントと3倍に増税したところ、喫煙率は35%減ったという。

すげー、税金3倍にしても喫煙率ってこの程度しか減らないんですね。
単純換算で、煙草一箱100〜200円の値上げですよ。でも6割以上の人が吸い続ける、と。


いやホント、完璧に合法的ヤク中そのものですね。
すばらしいビジネスモデルだ。
煙草の流通を公共機関で仕切って税金を取るって手法を考えた人に、何か賞でもあげたい気分。


こういう話を聞くと愛煙家で酒を飲まない人は、酒税も上げろ! とヒステリックに声高になりがちですが、お酒に関しては下手なことはできないというのが歴史的にも解っているので、嫌煙家の半アル中の私にとっては安心なのです。
それは何故か。
栽培してそのあとも色々と処理しなくては美味しく吸えない煙草と違い、お酒は、糖分と酵母さえあればいくらでも簡単に醸造できてしまうため、下手に増税や禁酒を強制すれば確実に地下に潜ってしまうことが解っているから。



で、日本ではどうなんでしょうね。
ここ数年の間にタバコの値上げが結構頻発されてる様に記憶してるんですが、喫煙率はどう変化したのか。消費量はどうなったのか。
どっかでまとめてないかな……。