みの日記出張所

古い日記から気付けば20年、で、ここ9年はTwitterのみ。これでいいのか?

どくいりきけん。たべたら日の出。

別の殺虫剤成分を検出 昨年6月製造のギョーザ


ということで、CO-OPあいづで売っていた餃子でも農薬が発見だそうです。
確かこの餃子って、トルエン臭がするとか言って、回収してたヤツなんですよね。
それが実はトルエンだけでなくジクロルボスが混入していたとのこと。



今更発覚するとはなんという杜撰な分析体制なのでしょう……って言うと、多分あまりにも分析者の方が可愛そうなので言いません。
まさかこんな物が混ざっているとは思わなかった、というのが遅れた理由なんでしょうね、多分。
まぁ、GC/MS一発打てばすぐ判ることですが……ね。大抵の農薬関係のライブラリに入ってる物質でしょうし。
そういえば、地下鉄サリン事件の時も、第一報はこんな感じだったんですよね。
都営地下鉄霞ヶ関駅付近で、電車内でアセトニトリルという有機溶媒と思われるものが撒かれ、多数の負傷者が出ている模様」(Wikipedia:地下鉄サリン事件
アセトニトリルがどんな物か知ってる人なら、ちょっと吸入したくらいで負傷者が出るなんて有り得ないということは判っていたワケで、どんだけ大量のアセニトが撒かれたんだよと思ったのだそうで。



ま、それは良いとして。
今回の中国産毒餃子事件はどういう落としどころに持って行くのでしょうね。
日本で混入されたと根拠のない主張をして徹底的に謝る気ゼロの態度を貫くのか、はたまた、適当に天洋食品の労働者の一人を吊し上げて毒物混入の犯人に仕立て上げてさらし首にして死人に口なし作戦をとるのか。
多分後者でしょう。
でもまぁまだまだ興味深いニュースです。