慎ましやかに

リクナビNEXTに必要年収シミュレーターなるものがあったので早速チェックしてみました。

……見栄を張らずに……無理をせずに……と、かなり正直な気持ちでチェック入れてみたところ……あれ？　今の年収が既に必要額を超えてる……？
結婚する予定も持ち家に住むつもりも高級車に乗る予定も無いと、人生って全然お金いらないんですねぇ。

とりあえず試しに結婚して子供が出来た時のことも考えてやってみると……さっきの額にプラス300万円。
むー、子供育てるのって大変なんですねぇ。

ただね、一つだけ言えることがあるんですよ。
普通のサラリーマンの平均年収（約500万円）もらってる人が「今の収入じゃ子供欲しいけど養えない」って言ってるのはただの言い訳でしかない、と。
正直言ってウチの実家の収入なんて、自営だけどあまり上手くいってなかったということもあって、平均の数分の一しかありませんでした。
けど、私含む3人兄弟ともに少なくとも高校は出て、今は立派に大人になって収入を得られてますよ。
私の話をすれば、塾も行ったこと無いし、かてきょなんて以ての外だし、大学行ってるときなんかは授業料も入学金も払ってないし、仕送りしてもらったこともありません。
でもバイトしなくても奨学金や授業料免除などで問題なく生活出来てたし、不自由だったことなんて全くありませんでしたよ。むしろお金が少しずつ貯められたくらい。

ちょっと話が脱線しましたが、つまるところ、分不相応な生活を送らなければ、何も問題なく暮らせるし、子供も育てられるし、ちゃんとした家庭経営が出来るってこと。
貧乏人は貧乏人なりに、慎ましく、でも脳みそ使って削れる出費は最大限に削って、見栄とか関係無しに生活すれば、『普通の家庭』として暮らせるんです。
思ったよりも貧乏人に対する社会制度ってのは充実してます。

言いたいことはただ一つ、頭を使え、と、それだけ。