Kの端末
先日発表された次世代無線通信用途の2.5GHz帯の免許の交付について、過去のニュース記事を見ていたらWiMAX各陣営の出資関係に関する記事がありました。
というわけで、交付が決まった2社の片割れであるワイヤレスブロードバンド企画について見てみると、出資比率は以下の通りの様です。
KDDI 32.26%
Intel Capital 17.65%
JR東日本 17.65%
京セラ 17.65%
大和証券Gr.本社 9.8%
三菱東京UFJ銀 5.0%
色々と相乗りしてて方針がよく判らなくなりそうな感じですが、まぁ、ぶつかり合うことは無さそうです。
ん? あれ? 確か京セラってKDDIに結構出資してませんでしたっけ?
ってことでKDDIの事業報告を見ると……やっぱり京セラは出資比率 12.76% で筆頭株主ですね。
京セラについて単純計算すると、京セラ 17.65% + KDDI分 (32.26%×12.76%) = 21.77% か。
IntelやJR東よりも一歩抜きん出てる感じですかね。
で、免許交付先のもう一方、ウィルコムの資本構成を見ると……
カーライル 60%
京セラ 30%
KDDI 10%
また京セラやKDDIが居るし(笑)。
こっちも単純計算すると、京セラ 30% + KDDI分 (10%×12.76%) = 31.28% か。
合わせて考えると、KDDI・京セラはかなりWiMAXや次世代PHSに力入れてるのがわかりますね。
個人的には京ぽんの投入でWILLCOM復活の立役者となった京セラが、新たな技術の元にまた素晴らしい端末を作ってくれることを期待。
……でもまずは次世代通信の前に、WILLCOM現行サービス向けとして、320Kとはまた違うラインのハイエンド向けの新しい魅力的な音声端末を作って欲しかったり。
お財布ケータイ機能とか赤外機能とかは最低限として、ワンセグ……は要らない、bluetoothとかskype対応とか。
便利だ、って話を聞くと一度は使ってみたくなるものなのですよ。