たかが5分
ということで、JR東海のリニアモーターカーの路線選定について、長野県側からまたもや貴重なご意見が出された模様。
なんでも、長野県側が希望するルートを通したとしても5分程度しか遅れない、との主張だそうで。
たった5分……か。
東海道新幹線のN700系が世に出たとき、東京−大阪間で5分短縮できたということが大きな売りの一つになったくらいの5分なんですけどね。
長野県としてはたった5分でしかない、と。
ていうか、もう、こういう行政ってやめませんかね。
ウチのシマを通るからには駅を作れって、いまどきヤクザでも言いませんよこんな事。
ところでこの記事中にある一文
>諏訪付近などのカーブでは速度が落ちる可能性もあるが、県側はその場合でも「時間は10分とは違わないはず」とする。
って、可能性があるどころかどう考えても速度落ちますよね。
地図の縮尺の影響かもしれませんけどほとんどヘアピンカーブ並なのに「速度が落ちる可能性もある」って……まともな物理を習ってたらこんな言い方はできないでしょう。
確実にかなりの減速が必要になりますし、それに伴いかなりのタイムロスが発生するはず。
上からの圧力があったとしても、自分だったら絶対にこんなことは言いたくない。
担当職員の人も大変ですねぇ……。