九頭竜〜国道157号線

ということでまずは九頭竜ダムへ。

出発はちょうどお昼どき。
九頭竜湖までは長く見積もって3時間くらいで行けるし、そこから国道157号線までは若干狭いかも知れないけど、広い筈の国道に出てしまえば30kmくらいで徳山ダム、ということで多分1時間程度。
ってことは明るい内に徳山ダムを見物終了してちょうど夕方過ぎに名古屋に行けるはず。
そんな予定の旅程だったのです。

で、まずは普通に東海北陸道白鳥ICから中部縦貫道〜油坂トンネルを通って、難なく九頭竜湖に到着。
時刻は15時ちょうど。
東海北陸道が富山まで繋がって交通量が増えたためか美並〜郡上八幡で14kmの渋滞が発生していて、その分若干のタイムロスがあったものの、ほぼ予定通り。

ダム自体は普通のロックフィルダムで、堤体の上は砂利道になっていて自由に歩ける、よくあるタイプのもの。
紅葉真っ盛りということもあって、家族連れ、カップルなど結構沢山の観光客で賑わっていました。

さて次は、県道230号線を通って国道157号線まで出る、と。
まぁ、地図上でかなりくにゃくにゃ曲がってるし、結構酷い道なんだろうなぁと覚悟して行ってみると……対向車が来たらすれ違うのがやっとといった感じの、一応舗装されているものの辺り一面落ち葉まみれの道で、道程の半分以上はガードレール無しの谷底一直線コース。
落ちたら死にます、確実に。

……んー、なかなかスリリングな道ですな。しかも所々落ち葉が濡れてて異様に滑りやすくなってるし。

ってことで神経をすり減らしつつ、1時間弱で走破。
にしても、対向車がほとんど居ない（来ても、片方が止まって待ってすれ違うのが面倒ですが）のは何故だろう。向こうは国道なのに。
途中で一番気を使ったのは、伊勢峠付近でしたが、まぁ、細いだけでそれほど急でもなく案外舗装もしっかりしてたから全く問題なし。まだ16時前で明るいし難なく峠越え。

やったー、国道だ。片側2車線は無くとも、すれ違うのがやっととかいう緊張する道とはおさらばだ！

……そのはずだったんです。