期限の決定法の曖昧さ

強毒性鳥インフルエンザ用のプレパンデミックワクチンが新型インフルエンザ（発生当初の俗称“豚インフル”）の対応に追われるウチに使用期限切れになったそうです。

んー、こういうのってホント対応は難しいんですよねぇ……。
ワクチンが足りなければ「危機管理が甘い」と批判されるし、余ったら余ったで「税金の無駄」と批判される。
じゃあ丁度よい量を準備すればいい……と言っても、その量が100や1000なら調達元が1〜2社で済むからまだどうにか調節も可能でしょうけど、1000万人分となると多数の生産業者に一斉にフル稼働の依頼を出さなきゃいけなくなるし、となると数の調整も難しくなる……。
今回の分はもうどうしようもないので、ある種の公共事業のような物だと諦めて、次はもっと精度良く予想してくださいね、とかいう他ないのかなー、とか。