帰ってきた

帰省してました。
2010年代の始めの福島は、雪に覆われ道路はツルツル、小さい頃から見慣れた福島の姿。
福島を離れて13年、世紀が変わろうともあまり変わらぬ姿がそこにはありました。

さてそこから帰ってくる今日の昼過ぎのこと。
混み合う東北新幹線を降り、東海道新幹線のホームへと乗り換えに向かいました。
東京→名古屋とUターンラッシュとは逆方向に向かうということで、のぞみの自由席がある1−3号車の方へと向かったところ、ホームの先頭にはカメラを構えた沢山の鉄さん（鉄ちゃんというにはややトウのたった方々だったのでさん付け）が。
乗車待ちの行列にならびつつその方向を見ていると、入線してくる新幹線は久しぶりに見る500系。やっぱり格好良いなぁ…。
あぁ、なるほど。今はもう貴重と聞く500系なら仕方ない……。

と、続いて隣のホームに到着する車両がN700系。
片や、今はもう山陽新幹線のこだまへの転用が決定しているかつての夢の超特急。
片や、次世代新幹線の大本命で続々と旧型からの置き換えが進んでいる新型車両。
二編成並んで鎮座する姿に、鉄さんだけでなく家族連れのお父さんやスーツ姿のお兄さんまでカメラを構える。
私も席取りに並んでるのでなければ間違いなく写真に納めたでしょうねぇ…やっぱり記念だし。
てことでそのまま自分の乗るN700系のぞみが到着し、3分後には出発。折り返し運転じゃないから写真撮りに行く暇がありませんでした。

そのまま家に帰り、ニュースを眺めていると「東海道、東北から“イケメン新幹線”が相次ぎ引退」なる記事が。
で、写真のキャプションには「１日１回の東京駅入線に大勢のファンが集まっている」とか……。
って、一日たった一回なんですか。何か普通に入ってきたから、まだ何便かは有るのかなぁとか思ってましたけど、アレ一回か……。
そりゃ並んででも写真撮りたくもなる……。

と、今年は春先からなんとも珍しいモノの見れた縁起の良いスタートでした。