みの日記出張所

古い日記から気付けば20年、で、ここ9年はTwitterのみ。これでいいのか?

きょーどりょーり

先日さんまを焼いて食べたんです。もちろん大根おろしたっぷりで。
その残りの大根の調理法が思いつかないので、実家にいるときによく食べた「ひき菜炒り」を作ってみようかと。
で、作り方を知らないのでググってみると、福島の郷土料理だったことに初めて気付きました。
え? まじで? ってそういえば、確かに大学の友達や会社の同期にひき菜炒りの話をしても、この料理のことは誰も知らなかったなぁ、なんて思い出してみたり。



郷土料理となると困るのは、そのレシピの多彩さですね。
その家々ごとに、細かい味付けが違うことや調理法が微妙に違うなんてことは当然あって、挙げ句に材料が違ったり味そのものが違うなんてこともザラだったりします。
さてこの『ひき菜炒り』ですが、とりあえず一番ウチでの作り方に近いレシピを見てみてから作ることにしました。
ウチのとのレシピ上の違う点を挙げると


 ○大根・にんじんの切り方 → レシピでは太めの千切り10cmくらいですが、ウチでは3〜4cmの拍子木切り
 ○こんにゃく・油揚げを使う → ウチではどちらも使わないで、鶏肉(ムネかモモかは忘れた)を使う
 ○味付け → ウチでは、一味とうがらしを入れてピリ辛にしてた(ような気がする)


これだけ違う点があると、出来上がりも全然別の料理に見えるでしょうねぇ。
でもどっちもおなじ『福島の郷土料理 ひき菜炒り』なんです。


まぁそんなこんなで、このレシピをベースにしつつウチ風のひき菜炒りを作って食べました。
ちょっとしょっぱめになりましたが久しぶりで美味しかったです。
でも、母が作った方がやっぱり美味い気がします。これがお袋の味ってやつなんですかね。